風力発電事業について
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◆風力発電全体図
◆風力発電所の概要
◆羽根(ブレード)
◆ナセル
◆タワー
◆基礎
風力発電では、風車の頂上に設置された風向計と風速計で風の状態をキャッチします。そして風の状態に合わせて風車の向きや角度を自動的に調整し、風のエネルギーを効率よく電気エネルギーに変えています。
風車は風速が毎秒1m以上になると回転を始め、毎秒3m以上になると発電を開始します。毎秒25m以上の強風になった時は、風車を保護するため羽根の角度を調整して風車の回転をストップさせます。
こうして作られた電気は、電力会社の変電所および電線を通って、工場、学校、そして皆さんの家庭へと送られていきます。
合計出力
3,000kW(キロワット)
年間目標発電量
5,372,000kWh(キロワットアワー)
発電できる風速
3〜25m/s(メートル毎秒)
羽根の回転数
19.8回(毎分)
発電機の回転数
約1,800回(毎分)
送電先
中国電力株式会社津ノ井変電所
風車メーカー
三菱重工業株式会社
総事業費
約8億円
※総事業費の一部に、県民の皆様からご協力いただいた「とっとり県民債」を充てております。
風力発電機の命ともいえる羽根(ブレード)です。 この羽根が風を受けて発電機を回します。一見単純な構造に見えますが、最先端の技術で設計されているため、効率的に風を受けることができます。また、羽の内部にはレセプターと呼ばれる避雷装置が設置されており、落雷電流を素早く地中に逃がすことができます。
長さ
29.8m
重量
約4.5t
発電機を納めているのがナセルです。羽根が風を受け、主軸が回転し、増速機で回転数を上げ発電機で発電します。
また、風向計で風向を読み取り、常に風上へ向くようナセルを自動で回転させ、風速計で風速を読み取り、羽根を発電効率の良い角度に調整(ピッチ制御)します。
長さ
7.8m
高さ
3.9m
幅
3.4m
重量
約42.2t
羽根、ナセルを支えるタワーです。 ナセルや羽根など、60t以上の重さを支えるだけでなく、非常に強い風を受けた時でも折れ曲がらないよう、大変丈夫に設計されています。
また、タワー内には常に効率的な運転を行うため、制御盤が設置されています。
鳥取放牧場の風車にはエレベーター等の昇降機が設置されていないため、ナセルまで行くためには60m以上あるはしごを上ることとなります。
長さ
68.0m
直径(下)
4.2m
直径(上)
2.5m
重量
約112.7t
風力発電所の全てを支える基礎です。 風力発電所が安全に運転でできるよう、しっかりとした基礎を作る必要があるため、発電所の1号機と3号機では杭基礎を行い、運転に安全な支持力を得ました。
2号機の地盤は1号機、3号機の地盤と比べて安定した地盤だったので、べた基礎を採用しています。
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